食べたいものを釣るか、釣ってみたいものを釣るか・・・
アジやキス、カサゴなどわりと初心者でも楽しめるオーソドックスな釣りを何度か経験すると、次の釣行で何を狙うかを考えたときに「 食べたいもの、食べて美味しかったものを釣るか、それとも釣ってみたいものを釣るか・・・ 」と考えたりしませんか?
ひろみ
ちょうどこの時期、何かとTwitter上でにぎわっていたのが「マダコ」
お寿司屋さんでもめったに頼まないレベルの興味具合ですが、こと「釣る」となるとがぜん興味津々、「釣ってみたい」スイッチが入ってしまいました。
目次
船宿の予約と準備
須原屋のリレー船
今回は、マダコ&キスのリレー船を予約!
ひろみ
船の予約、夜の料理屋さんの予約も完了したところで、悩ましいのが餌木(エギ)と熱中症対策です。
タコエギ、イカエギ、スッテ、集寄・・・
ほぼ頂き物ではあるのですが、餌木(ほぼイカエギw)、スッテ、集寄のためのピラピラなど・・・
そして、写真に写ってるものに加えさらに釣具店でタコ寄せアイテムを複数購入し、なにがなんでもタコ釣ったやったろやないかい!モードでございます。
ちなみに、餌木は箱のまま持っていくとかさばるし、かといってフックがむき出しのままじゃとっても危険なので、餌木ケースを自作してみました。
DAISOで買ったクリアケースに隙間テープを貼るだけで、餌木ケースの出来上がりでございます。
隙間テープといっても、スポンジ素材なのでスポンジ部分にフックを引っかけておけば中でぐちゃぐちゃになることもありません。
餌木だけに限らず、たまっていく一方の仕掛けの整理にもDAISOのクリアケースは大活躍です。
熱中症対策はし過ぎるくらいがちょうどよい
今回用意したのは、サーモスに入れたポカリ1,000ml、ダカラ600ml、ポカリ900ml、アクエリアスハンディ300ml×2
ひろみ
炎天下というほどの天気ではなかったのですが、それでも2リットルは消費していたのでこれくらい準備して正解だったと思います。
そしてさらに、冷感インナーの上下も準備!
こんな感じで準備万端、あとは釣るだけ。
タコ&キスリレー当日
2020年6月27日(土曜日)
7時10分出船予定ですが、6時には須原屋さんに到着!
乗船カードに名前と連絡先を記入、釣り座を選び、受付&支払いをすませ乗船です。
船長のレクチャー
出船前に船長さんが餌木の動かし方を教えてくれました。
私が事前に雑誌やYoutubeで予習したやり方とは違っていたので、自分が調べた方法と船長さんの方法と両方試してみようと思った次第です。
ひろみ
タコ釣りスタート!
と同時に
ヽ(^o^)丿 5秒でタコキター!ヽ(^o^)丿
着底して、「えっと・・・こうやって・・・」って餌木を動かそうとしたところ、あがらない、でも根掛かりほどの硬い感触ではなく、少し柔らか触感な根掛かり・・・しいて言えばそんな感じだったと思います。
カサゴ釣りで、底の違和感で「根掛かりするかも!?」って反射的に竿を上げたりリールを巻いたりしちゃうそれとよく似た感じで、思わず巻き上げちゃったところ、ずっしりと重いのに、リールが巻けちゃう、え、うそ、きたこれタコだー!
そんな感じで、秒タコ!!
ひろみ
Twitterで「今日も秒!(で釣れた)」なんて投稿をよく見かけていたので、まさかとは思いましたが、まさかのまさか、秒タコでした!いぇい。
タコエギバリエーション
まず、一番最初に使ったのはタコ専用の餌木とスッテの組み合わせ。
これで、秒タコしました(⇐もういいって!?)
ひろみ
しかし、その後すぐ根掛かりしてしまいロスト(涙)
別のタコ専用の餌木(今度はスッテなし!)もあえなく根掛かってしまい、アディオス!
ひろみ
ということで、イカ用の餌木ダブルと集寄のカラフルな組み合わせでチャレンジです。
イメトレの成果
このころには、根掛かりしにくいポイントへ移動していたので、事前に勉強してきた通り試してみることに。
- おもりを海底で立てたり倒したりを繰り返す 。
- おもりは底からから離さない。
- 何か違和感があったら細かく動かす。
- 重みを感じたら少し糸を送って。
- 巻き上げるときはポンピングせずに一気に巻き上げ続ける。
①がなかなか感触つかめなくて試行錯誤してしまいましたが、なんとなく「できてるかな?」って分かるときもあり、そうしていると「ぐぬぬん」って感じで糸が引っ張られ、しばらく様子をうかがって十分に重みを感じたら
えいっ!
っと、こんな感じです(どや顔w)
手ごろサイズばかりだったからか、フックの小さい餌木でもバラすことなくちゃんと釣れました。
予習通りにやりつつ、船長さんのレクチャーで教わった、「おもりを底にチョンチョンしながら右に~(チョンチョンチョンチョン)・・・左に~(チョンチョンチョンチョン)」な動きも加えてみました。
ひろみ
するとどのポイントでもわりとコンスタントに釣れてくれて、初めてにしては上出来の6杯ゲットすることができました。
ひろみ
上出来の上出来!
最初の秒タコは完全にラッキーだったのですが、それを抜きにしてもなかなか良い釣果ではないでしょうか?
女性が活躍!
今回は、船中0~7杯、うち女性は1~6杯だったそうで、
ひろみ
釣りに詳しい人曰く「女性は素直に教えられたとおりにやるので、たくさんは釣れなくてもちゃんと釣れる」だそうです。
確かに、翌日もオデコだったのは男性だけだったような・・・
あとは、こんなセコイアイテムを使うと釣果が少しはアップするかも!?
ひろみ
後半はシロギス
さてさて、マダコの次はシロギスです。
ひろみ
とはいいつつ、もうメインのマダコですでに大満足だったので、めっちゃ気楽な感じでシロギススタートです。
シロギスも6匹で終了!
マダコより、シロギスのほうが手ごたえがつかめない(やる気の問題!?)感じでしたねw
須原屋のうれしいお土産
こないだのタチウオの時もそうだったんですが、アジ船に乗っていた常連さんの置き土産(アジ)をたくさんいただきました~
第二回釣り女子会@須原屋 for タチウオ 右舷が沸いた!手巻きで奮闘!全員安打!ひろみ
今日はマダコ&キス&アジのフルコースじゃい!!!
釣果を美味しく食べる会
釣りの反省?会をしながらの、釣果を楽しむこの時間がたまらんです。
誰かが、このタコ美味しい!というたびに、
ひろみ
と手を挙げる私(笑)
自宅で釣果を楽しむ
釣れたまんまの生のタコを料理する日が来るとは・・・
冷凍庫で一晩凍らせたマダコを袋ごと流水につけて解凍した後は、 塩をかけてもむ、もむ、もむもむもむもむ・・・
ひろみ
このとき、金ザルの中でやると良いってどこかの誰かがテレビで言ってたのを思い出し、金ザルの中でもみもみ、もみもみ、ごしゅごしゅ、もみゅもみゅ・・・・
十分にぬめりが取れたところできれいに洗い、沸騰したお湯の中にまずは足からチョンチョン・・・毛先(足先)がクルンとカールしてくるのを確認しながら徐々にタコの全身をお鍋に投入~!
ぬめりを取るときに、塩が多くタコに浸透してしまったのか、お刺身がちょっぴりしょっぱかったです(笑)
でもタコは簡単に内蔵取れるし、骨がない分包丁捌きも適当でよいし、冷凍できるし、色がきれいなので料理が映えるし、なにより釣って楽しい!
私の場合、釣ったその日に捌くのが体力的に厳しかったので、その日は何も手を付けずにジップロックにいれたまま冷凍庫へ!
ひろみ
まだやってことない人は、怖いもの見たさでもよいので是非やってみてほしい!
ひろみ
実は今シーズンもう一回くらい行きたいなと目論んでいるのであった・・・