11月17日(日)須原屋さんの船でカワハギ釣りに行ってきました。
ひろみ
目次
初めて狙うカワハギ
9月に女性4人でアジ釣りに行った以来の私と、5月に金谷で一緒にデカアジを釣りに行ったパイセンとの釣行計画だったため、狙う魚種はとりあえずアジ以外!
となると、
ひろみ
という相談をパイセンと二人でしていたのがたまにお邪魔する料理屋さんでして(場所は秘密w)、するとそこの大将も一緒にいかない?という話になり、大将の希望がカワハギだったので、即カワハギと相成りました。
船は西葛西の須原屋
ひろみ
須原屋の回し者でも何でもないのですが、私が主催する場合は狙う魚種を取り扱っている限り高い確率で須原屋を予約します。
・人の車に乗せてもらうので運転時間が短くて済む船宿にしたい。
・ネット予約できるため、同行者と情報共有しやすい。
・船宿到着から乗船までのお作法が分かっているので迷わずに済む。
・大将、女将さん、スタッフさんが明るくて優しい(怖くないw)
自称「永遠の初心者」なので、新しい船宿を開拓して手こずりたくないという気持ちと、同行者に車を出してもらう手前、車での移動時間がなるべく短い船宿を選ぶようにしています。
もちろん、船の移動が短いほうが良いというリクエストがあった場合は変更しますがね。
ひろみ
また、須原屋を3人以上でネット予約すると並んだ釣り座にしてもらえるので安心なんです。
釣割でネット予約しています
カワハギ釣り準備
さて、未知の領域であるカワハギチャレンジとなり、竿も仕掛けも餌もすべて当日須原屋でそろえるつもりだったのに・・・
釣行日まで時間があると、焦りからかつい・・・
仕掛け一式そろえてしまいました!
上州屋足立店のスタッフさんに、西葛西から船に乗ること、カワハギ初心者であること、竿はレンタルであることなどを伝え、必要なものを選んでいただきました。
今回の仕掛けは 店員さんのアドバイスをもとに SHIMANOの「カワハギ仕掛け 楽々フルセット 攻掛」をチョイス!
さらに、「攻掛」の針でやってみて、食い渋りがあったときは「吸わせ」の針でやってみると良いということだったのでこちらも購入!
そもそも、「先っポだけ交換とかできんの?」な脳みそだったため、理解できるまで数秒かかりましたが、どうもカワハギはアジと違って針が切れやすい?ため、針の部分だけ交換できるような仕様になっている・・・と解釈!
また釣れたカワハギから針を外すのに結構手こずるようで、そんな時に針の部分だけハサミで切り落としてさっさと替えの針を付けることができれば時間のロスも防げるという利点もあるとのこと。
ひろみ
しかもさらに・・・
釣行まで日があると、ワクワクしすぎていろいろ買ってしまうというねw
電車乗り継いで1時間かけてワークマン デビュー!
初めてのカワハギ釣り!
当日のタイムラインはこんな感じ。(わりと曖昧です)
- 6:00須原屋に到着7時出航につき、集合時間は6時!
まずは乗船カードを記入、女将さんにお代を払い、少し離れた場所にあるテーブルで仕掛けや餌の購入、最後にレンタル品(今回は竿3本と、クーラーボックス1つ)を受け取る。 - 6:30乗船
釣り座につき、まずは購入した冷凍アサリを水の入ったバケツに浮かべて解凍。
出航して船が揺れる前に、集魚板と仕掛けをセットしておくとポイントに着いたら餌を付けるだけですぐに始めることができます。ひろみ
ポイントに着いたら船長の合図で釣りを始めるわけだけど、合図と同時に仕掛けを落とすくらいのタイミングにしておかないと、両隣に先に釣られちゃうよ~!
そんな感じで、釣り座でワクワクしてると、「初めての方いらっしゃいますか~?」と船長さんの声かけが!
ピカピカの1年生か!?ってくらい勢いよく挙手する我々3人w
勢いに応えてくれたのか、運よく我々の釣り座でレクチャースタート!
「まず、アサリの黒い部分に針を刺して・・・」ってところから予習したのと違う~!ってなりましたが、船長さんからは以下のようにレクチャーされました。
船長のアドバイスは、仕掛けを落とし、着底した後は糸ふけをとり底を2、3回トントンとつつき、5~10センチ上げて竿を振る(揺らす?)という方法。
予習してたんとじぇんじぇん違うぅ~!(私が予習してたやり方はこのあとで) - 7:30出船
遅刻者がいたのか、予定時間を30分ほど過ぎての出航となりました。(その分、沖上がりが後ろにずれました)
ポイントに着くまで1時間半くらい?西葛西という須原屋さんの場所がらどうしても船を走らせる時間は長くなりますね。
この日はとってもいい天気だったので、ずっと釣り座で過ごしました。
天気が良くて、富士山もはっきり見えました!(なんとなく縁起が良い!)
ただ、船長のレクチャーと、自分が予習した釣り方がだいぶ違っていたため、葛藤しながらの航行となりましたw
もやもやもや~ - 9:00ポイント到着・釣り開始
ひろみ
ドキドキが止まらない~!
私だけかもしれないが、この船長の合図が船釣りするなかで一番ワクワクする瞬間かもしれない!
船長の合図で一斉に仕掛けを落とし、とりあえず最初は船長のレクチャー通りにやってはみるが、イメトレしてた方法と違うため、どうにも自分にはしっくりこない。
そこで、開始早々ではあるがまだ時間もたっぷりあるわけだし、予習してた誘い方でやってみることにしました(釣れなきゃすぐに元に戻せばいいわけだし)
船長式でもどちらでも、ガツガツッという当たりはあれど、長くは続かず割と大きくブルついたとしても、竿をあげると見事に餌だけ取られてしまう・・・ひろみ
餌だけ取られた3本の針がビヨンビヨンって跳ねてる光景を何度見たかw
だけど当たりはあるわけで、確かにそこに何かはいるわけで、あとは誘い方のパターンかなと、Youtubeでカワハギの捕食動画を何度も見ていたので、海底で起きていることをイメージしながら、仕掛けを動かす。
私が予習した誘い方は、おもりが着底したら3回ほどトントンし、着底した状態で集魚板だけを下げて、仕掛け部分をたるませたり、張ったりというのを何度か繰り返す方法でした。 - 9:30カワハギ初ヒット!今期のカワハギは渋い!という噂を聞いてはいたが、やはり誰も釣れない、今日も渋いのかなぁなんて思っていたのですが、ここで初めての1匹が釣れました!
毎度のごとくガツガツ!とか、コンッ!という当たりはあったのですが、この時はガツガツゴゴゴン!!という今までと違う長い当たりを感じ、そのままぐーっと竿をあげてみても引き続きググイ!と当たりがついてきてる!ひろみ
ここから心臓バクバクモード突入!ひろみ
うぇ~いヽ(^o^)丿
なんか知らん魚もついてきたが、初めてのカワハギちゃん!いらっしゃぁ~い!
たぶんだけど、サイズ小さいけど、船の中で一番最初に釣ったかもしんない!(私がいた右舷では一番だったはずw)
釣れたのもちろん嬉しいんだけど、周りの人が「お、カワハギ釣れてるやん!」って言ってるのが聞こえてさらに嬉しい!(内心、超ドヤってるw)
最初の1匹が釣れたことで、坊主かもしれないという不安はとりあえず解消!
(ああああああああ!とっても気分がいい!)
不安要素が消えたとなると、あとはもっと大きいカワハギを釣りたい!もう何匹か釣りたい!どの誘いが今日の正解なのか知りたい!もう楽しみなことしかないわけで・・・
(うへへ~!超楽しい~!)ひろみ
釣りって一人でもめちゃ楽しめる遊びだ! - 10:00~14:30渋い中2匹追加!スペゲスさんも大きなカワハギがちらほら上がっているなか、結局小さめサイズ2匹の追加となりました。
とにかくエサだけが綺麗になくなってるわけでして、まさに「エサ取り名人の洗礼」を浴びる時間が長かったです(;;)ひろみ
こんなに上手にとってくか~?ってくらいの名人芸!
途中、こればカワハギじゃね~な!な強い引きもありまして、オニオコゼとフグがスペシャルゲストw
フグはお帰りいただいたが、オニオコゼは慎重にお取込み!
板前さんが同行していたので、その場で「これ料理できる?(←失礼な聞き方w)」と確認してリリースしたり、取り込んだりw
いろんな誘い方を試してみましたが、おもりを着底したまま集魚板を上げ下げする誘い方で3匹とも釣った形になりました。
最初の1匹から2時間くらいたって2匹目3匹目を続けで釣ることができたのですが、最初と違っていたのは針を変えたこと。
最初の針は仕掛けとセットになっている「攻掛」の針でしたが、途中針が切れてしまった時に予備で買っていた「吸わせ」の針に変えてみました。
すると、すぐに2匹目3匹目がかかったので、偶然かもしれませんがもしかしたらその針交換が功を奏したのかもしれません。(後付けですけどねw)
- 14:30沖上がり結果、船内0~6匹で終了となりました。
私がいた右舷だけでも、5、6人は坊主だったかも・・・
とても渋い中の釣行でしたが、それでも初めてで3匹は良いほうらしく、須原屋さんのTwitterでも紹介されてました。(うれぴ) もう名前も顔も出ちゃってるがな~w - 16:20帰船下船し、船宿にもどると女将さんが暖かいお茶とおやつで迎えてくれます^^
この日は、常連さんが釣ったアジがたくさんあるとかで、10匹ほど分けていただきました。
小さなカワハギしか釣れなかったので、立派なアジいただけでマジ助かりました(^^;ひろみ
アジフライにしてもらおーっと!
お借りしていたクーラーボックスから持参した保冷バッグに魚を移し(オニオコゼはジップロックに入れて保護してからから保冷バッグへ)、女将さんや船長さんにご挨拶をして須原屋さんでのカワハギ釣り終了です。ひろみ
お世話になりました~!
カワハギ釣り振り返り
エサの取り扱い
エサのアサリを見た時の感想は、
ひろみ
Youtubeや本で見ていたアサリはもっとしっかりした形をしていて、針掛けもスムーズだったのに、船宿で買ったアサリはヌルヌルでとっても扱いにくかったです。
エサ取り名人が多発しているときほど「塩しときゃ良かった~」って思ったので、ほんと準備は面倒くさがらずにしっかり丁寧に。(途中でも塩できたんだろうけど、その時間すらもったいなく感じてしまって・・・)
エサを買うときに「船に塩置いてますよ~」とは言われていたのですが、横着して水洗いだけで使っていたので自業自得ですね、次回からはちゃんと塩でしっかり締めます!
ちなみに、スーパーで売ってる蒸しアサリは、しっかりした形をしていて針掛けしやすそうですが、水中でばらけやすく釣りにはあまり適さない(釣れたという話もありますが)とのこと。
こまめな手返し
カワハギは別名「エサ取り名人」とも呼ばれるだけあって、本当によくエサだけ取られました。
コンコン!とか、ゴッ!と短い当たりだけで終わった場合は高い確率でエサだけなくなっているので、いつまでも誘うのではなくすぐに竿をあげて新しいエサを付けるように気を付けました。
あと、船宿でも仕掛けは売っていますが(船宿のPB品?)、私が使ったSHIMANOの仕掛けは少し値は張りますが、船宿の仕掛けと違って針だけ簡単に交換できるのでむしろコスパがいいのでは?と思いました。(同行者は船宿のものだったので4回くらい買ってました)
誘いの試行錯誤
Youtube、釣りブログ、雑誌などをみると、いろんな誘いのパターンが紹介されていますよね?
今回は自分がイメトレしていた誘い方で釣れましたが、毎日海に出ている船長さんのアドバイスはもちろん、いろんなパターンの誘い方で試行錯誤すると良いと思います。
釣れてないのにいつまでも同じ誘い方をやり続けるのはもったいないし、特に初めての場合はその誘い自体、ちゃんとできてない可能性だってあります。(海中の動きはわかりませんから)
ネットや本で誘い方を2パターンくらい頭に入れておき、当日船長さんからのアドバイスがあればそれも取り入れ、隣に釣れてる人あらば、そのやり方を真似してみたり・・・
と、いっちょまえのことをつぶやいてみたり・・・w
釣果を美味しく食べる
カワハギとスペゲスさん、小型外道のフルコース
さて、夜の部は同行していた板前さんのお店でカワハギ&スペゲス&小型外道のフルコースです!
お刺身は、カワハギ、オニオコゼ、板前さんのスペゲス「ハタ」、須原屋さんにいただいたアジ!
まずは、 念願の カワハギ念願の肝醤油ですが、、、!?
ひろみ
一番おいしかったのは、いろんなお魚ぶちこんだブイヤベース!
その他にもオニオコゼの唐揚げやアジフライ、ハタの煮つけ、外道フライなどを美味しくいただきました。
100%純粋に堪能できない理由とは?
目標の3匹をクリアでき、美味しい料理と美味しい芋焼酎で最高なわけですが、どうにも100%純粋に楽しめなかったわけで・・・
それは・・・
ひろみ
他に何人も0匹いたし!カワハギは難しいっていうし、今日は渋かったし・・・
ってどんなフォローをしたところで、私は釣れちゃってるからどうにも慰めにならないというか・・・(板前さんも1匹釣れた)
パイセンの「釣り楽しいメーター」がまたギュイーンと下がって行くのでした( ;∀;)
私の船釣り参考書
今回のカワハギ釣りに際し、私が愛読している入門書が役に立ちました。
去年の11月に購入したので、かれこれ1年くらい常に部屋の目につく場所に置いている本です。
今回も穴が開くほど読みました~ (ФωФ)
カワハギ釣った翌日から、もう次回の釣行アマダイを予習してる私w
ひろみ
ちなみに、去年釣りデビューしたアマダイ船に今年も乗ります!
私のような自称「永遠の初心者」は、慣れた人が読む釣り雑誌よりもこういった入門書で魚種別に「きほんのき」を学んでから釣りをしたほうが良いのではないかな~?って思った次第です、はい。
カワハギ釣りまとめ
ひろみ
サイズは小さかったけど、目標の3匹も達成したので自分の中では上出来です!
カワハギは「そこにいるのに釣れない」魚、エサの付け方や誘い方など、複数の要因がピタッと一致しないとかかってくれません。
最初に反応した1匹にエサだけ取られてしまうと、周りに10匹泳いでいようが誰もかかってくれないわけで、そうするといかにエサだけ取られないようなアサリの付け方をするか?いかに一発でバクっと喰いついてもらえるような誘い方をするか?いかに針がかかるような喰いつかせ方をするか?
「周りがよく釣れている」から私にも釣れるはず!と思うのではなく、いかにして「よく(上手に)釣る」のかを考える必要があるのがカワハギ。
寒いうちにもう一度チャレンジしたいです。
(パイセンのリベンジも兼ねてw)
ひろみ