目次
初めてのワカサギ釣り/準備編
11月7日(日)秋晴れの中、相模湖のドーム船でワカサギ釣りデビューしてまいりました!
九州育ちとしては、ワカサギ=氷に穴をあけて釣るイメージでしたが、関東では凍ってない湖でワカサギ釣りをすることができるんですね、知りませんでした(^^;
今回、Twitterのフォロワーさんからのお誘いを受け、ワカサギ釣りに挑戦することに!
自宅から電車でいける場所だったので、単独釣行も好きなわたくしにとっては「経験しておきたい釣りのひとつ」でもあるわけです。
ひろみ
今回用意したもの
お店で買いそろえた物はPE、仕掛け、オモリ、マルカンなどのいわゆる消耗品に近いものです。
肝心のリールですが、職場の人が使ってない電動リールを売ってくれるとのことで、新品未使用のDAIWAクリスティアを思いがけず格安で手に入れることができました!
普通の釣りで言うところの「竿」は、ワカサギ釣りでは「穂先」と呼ぶのですが、長さや調子がたくさんあってどれを選んだらいいのかわからなかったので、職場の人に借りることにしました(ちゃっかりw)
また、穂先の角度を自由に調節するための可変アダプタも借りちゃいました。
かりたの穂先は「胴調子 SSの26.5cm」です。
しかし、オモリ3グラムは重すぎたのか、仕掛けを落とすとすでにかなりしなっている状態になり、小さなあたりが分かりにくい感じでした。
ワカサギ釣りをよくやる人は、複数の穂先を使い分けているという話をきいていたので、最初の1本を何にするか考えあぐねた結果、借りることにしたのでこれは仕方がないこと。
ひろみ
ハサミやジップロックなどの小物類
ハサミはエサを小さく切るときに使用するので、鼻毛を切るようなw小さいハサミを100均で買っておきましょう、ただし先がとがったタイプの方が切りやすいと思うので鼻毛用の先が丸いタイプはオススメしません。
また、私の個人的な感想としては、ハサミよりさらに使いやすそうだったのは裁縫で使う糸切りばさみ。
こちらのほうが指の近くに刃の部分がくるので、狙いを定めやすくて使いやすそうでした。
あとは釣れたワカサギを入れるジップ付きのビニールがあると良いかと・・・
そして普段老眼鏡にお世話になっているかたは絶対に忘れないようにしましょう!(笑)エサ付けはもちろんですが、PEに仕掛けを付けるときなどに重宝します。重宝というか、ないと困りますw
ひろみ
エサ箱は100均で自作
普段の沖釣りではあまり準備することのない「エサ箱」、ワカサギ釣りでは必要になってきます。(使用するエサの種類にもよりますが)
今回は「紅さし」という芋虫をちっちゃーくしたような虫をエサにすると聞いており、さらにその紅さし君たちはおが屑の中に入って登場するらしいので、写真のような二層になっているエサ箱を自作いたしました。
もちろん、ワカサギ用のエサ箱は売られていますが、この時点では今後何度もワカサギ釣りに行くかどうかが分からなかったので、ダイソーで揃えた材料をつかって自作することに。
木箱、隙間(スポンジ)テープ、網戸の補修ネットの3つを使ったので材料費300円ですねw
詳しい作り方を説明したかったのですが、結論から言うと・・・
ひろみ
ので割愛させていただきます・・・
これが紅さし君たちでゴザイマス。
使い終わった後に、下に落ちたおが屑を捨てられるよう、ネットの接着を緩めにしていたところ・・・紅さし君たち意外と活発に動きまして、ネットの端をめくってしまい、下に下にもぐりこもうとし、しまいには彼らは粘着部分にくっついてしまって取れなくなってしまいました(笑)
ひろみ
ちなみに、赤虫という別のエサを使用する場合は、逃げる心配がないのでこのような箱はいりません。
どちらのエサの方が釣れるかと申しますと・・・
ひろみ
安くもないけど高くもないので、紅さし君を使いたい場合は素直に買ったほうがいいかもです(^^;
クーラーボックスじゃなくてもいいかも
今回はこちらの小さいクーラーボックスを持っていったのですが、釣果にもよりますが保冷バッグでも大丈夫かと思います。
なぜかというと、釣りが終わるまでワカサギちゃん達はバケツに入れっぱなしでクーラーボックスを使うことがなかったからです。(大して釣れてなかったのもありますが)
さらに、今回お世話になった相模湖の天狗岩さんは帰り道にローソンがるので、そこで氷を買えば事足りるからであります!
家から持って行ってた保冷剤も、釣りが終わるころにはしっかり溶けてましたしね(笑)
防寒対策は不要といっても過言ではない
先に見せちゃいますが、ドーム船の中はこんな感じ、船というより
ひろみ
ストーブがあるので暖かいです。
寒いのは駅から船宿までの道中(徒歩10分)だけですし、靴を脱いで室内で釣りができるので長靴もいりません、カッパもいりません、なんなら寝転びながらでも釣りができちゃうくらいの快適な空間なのです。
ひろみ
初めてのワカサギ釣り/移動編
登山客にまぎれJR&徒歩で
わが御徒町から出発でございます。
ルートは、御徒町から神田、そしてJR中央線快速で終点の高尾まで行き、そこから松本行のJR中央本線に乗って二つ目の駅「藤野」で下車します。
1時間40分くらいですかね。
早朝なので座っていけますし、一番長く乗る中央線は終点の高尾駅まで乗るので、寝過ごす心配もありません^^
6時27分に藤野駅に到着、改札は1つしかないので迷いません。
駅構内と、改札出てすぐ左に綺麗なトイレがあるので、ここで済ませておくとよいでしょう。
改札出て正面にくだり階段があるのでおりてまっすぐ進み、つき当たりを左に曲がり、しばらく道なりにあるいていくと交番があります。
写真がブレブレですが、看板の後ろに交番があります、この看板にある通り右に曲がってくださいね~(ちなみに曲がらずこのまままっすぐ行くとすぐローソンがあります)
大きな橋を渡ってまた右に進み、さらにUターンするような角度の下り坂があります(けっこう急です)ので滑らないように降りていきますと・・・
相模湖天狗岩に到着です!
渡船に乗ってドーム船まで
受付を済ませ、ドーム船まで連れて行ってくれる船に乗り込みます。
(ここで現地集合の同行者さんたちとも合流し、ご挨拶^^)
今日使用するドーム船に到着!
中はこんな感じです。
ドーム船というより、もはや「湖に浮かぶ部屋」!
1部屋を4名で使用します。
もしかしたら普段は6名で使用可能かもしれません(釣り用のフタ?が6つあったので)緊急事態宣言明けたばかりなので大事をとって定員4名にしているのかもしれませんね。
奥に見える白いカーテンの向こうにも同じ部屋があり、さらに隣にも同じく2部屋のドーム船があるので、この湖上コテージ(と勝手に命名)には4部屋あることになります。
奥には男女別のお手洗いがあます。
きれいな洋式トイレで、鍵もちゃんとかかりますよ~
今回は定員より1人多かったので、ボートを横付けする形に。(というより私たち初心者のためにベテランさんがボートに乗り、時々様子を見に来てくれては指導してくださったと言ったほうがよいでしょう)
初めてのワカサギ釣り/実釣編
釣り座のセッティング
今回はこのクーラーボックスの上でトントンと誘いをいれましたが、お察しの通りカツカツ音がするので、本当であれば専用の可変スタンドを使ったり、自身の膝を使ったほうが静かでよいでしょう。
ただ、私の場合の話になりますが、膝の上だと穂先が微妙~に動いてしまうので、やはり可変スタンドや何かしら平らなものを使ったほうが、誘いからの「待ち」の時にアタリをとらえやすいのではないかと思います。
ひろみ
仕掛けとエサ
仕掛けはDAIWAのをチョイス(特に意味はない!)
エサは紅さし君たちを使いましたが、これは同行のお友達が買っておいてくれたものです。
紅さし君たちとは別に赤虫さんたちも使いました。
料金に含まれていたのか、赤虫もお友達が買っておいてくれたものなのかは忘れちゃいました(^^;
エサの付け方ですが、小さな針にチョンがけし、ワカサギの小さな口に合わせてカットします(メガネがないと目が死にます)
細くて小さな針なので、洋服や座布団に引っかからないように注意しましょう!
PEと仕掛けの間には、こちらのリーダーを付けております。
オモリは3グラムを付けています。
ひろみ
仕掛け投入!
電動リールのクラッチ?を「フリー」にすると、仕掛けがスルスル~と落ちていきます。
が、やはり3グラム!着底の感覚が分からない!
ベテランさんに糸ふけの取り方などを教わっていたらさっそく
クンクン
と小さなあたりが!
ってことですぐ釣れた(・∀・)
初めてのマダコ釣りのときと同じく、初めてのワカサギ釣りでも秒で釣れました!
やったね秒タコ!初めての東京湾マダコ釣り@須原屋幸先いいぞ~!束いっちゃうか~!
と調子に乗っていましたが、ワカサギ釣りはそんなに甘くなかった・・・
このあと、1時間くらいでやっとこ2匹追加した後は、私の穂先は黙して語らず・・・
いろんな誘いパターンを試すのですが・・・穂先に生命反応はない様子。
私だけに限らずみんな渋かったのですが、隣の部屋から時々「アタリはあるんだけど乗らないんだよな~」と女性の声がするけれど・・・
アタリすらないぞ!それとも私が気づいていないのか!?どっちだ???
今年の夏は毎週毎週「鬼合わせ ゴリ巻き ぶっこ抜き~!」とタコばっかり狙っていましたので、ワカサギの繊細なアタリを掴むのが難しかったです。
場所を移動したら釣れだした
釣座によって日あたりが違っていたりするので、途中から日の当たっているほうの席に移動してみると・・・
ありゃ、すぐ釣れた( *´艸`)
そしてさらに外の方が釣れてるというので、部屋からでてデッキで釣りをすることに。
デッキでやる釣りがまた最高なんだわ💕
鳥の声と、時々木の実が転がって湖におちる「カサカサカサ・・・ポチャン!」っていう自然界の音しかしないこの贅沢な空間たるや。
最の高!
ワカサギ釣りに来ているのだけど、どちらかというと、湖上のコテージに滞在してて、釣りもできるというのでなんとなくやってみたという感じかな?
沖釣りでも言えるのですが、釣り糸を垂らしているときって釣りに没頭・集中していて余計な事(仕事のこととか家のことなど)を考えないので、頭の中が意外とスッキリするんです。
今回は、それに加え自然たっぷりのシチュエーションなので
心身ともに癒されている、いま私まさに癒されている最中だわ~!💕
なわけですよ。
もう釣れなくてもいいの!幹事さん気にしないで!私釣れてないけどいいのよ大満足なのよ~!はぁありがとうありがとう・・・はぁ癒し💕
デッキに移動してからはポツリポツリと釣れだして、12匹でどうにかツ抜けいたしました。
ひろみ
今回の釣り方
基本的には着底を確認したのち、魚探の示す棚に合わせて時々誘いを入れながら待つ感じです。
「誘い8割」ゆーてましたので、数秒にごとにいろんなリズムで誘いを入れみました。
穂先にクンクンという反応を感じたら、30センチほどスッと上げて合わせ重みを感じたら、すぐ電動リールのスイッチをオン!
こんな感じです^^
魚探があるのがベストですが、底から30センチくらいの間のところで待っていれば当たるのではないかなぁという感じです。
ひろみ
おすそ分けで大漁^^
ドーム船は全体的に渋かったらしく、船宿に戻ったらスタッフさんがワカサギを分けてくれました\( ‘ω’)/
さらにお友達もワカサギを恵んでくれたので、たぶん50匹以上はお持ち帰りできたと思います。
(((o(*゚▽゚*)o))) ワーイワーイ!
初めてのワカサギ釣り/料理編
今回は全て天婦羅にしちゃいます!
ワカサギの下処理はとっても簡単です。
ボールにワカサギをいれ、塩を振って軽くモミモミして水で流すと汚れや鱗がとれますので、2回くらい繰り返します。
これでもすぐに料理できるのですが、私はさらに肛門部分を指でつまんで、フンを絞り出し、エラを広げて指で内臓をつまみ出すところまでやりました。
ひろみ
コツのいらないてんぷら粉を、ノンアルコールビール(炭酸ならなんでも)で溶いて、180度の油で2分揚げます(大きめのものは3分)
まじウメー(・∀・)
語彙力w
けっこうな量になったので、即席の南蛮漬けも作りました^^
南蛮漬けが想像以上に美味しくて、残った天婦羅を全部南蛮漬けにして翌日も楽しみました(*^▽^*)
初めてのワカサギ釣り、釣りも楽しかったのですが相模湖天狗岩のロケーションに大満足した1日でした!
ひろみ